| ●フランス語堪能な愛のオニギリ屋"松風軒" |
|
国道沿いにある"松屋"は"愛"である。いったい誰をめがけて狙いこんでこの店を開店させたのであろうか。その勇気を評価したら、いきつくは愛なのだ。まず近所の住民から重宝されているのだ。一般人からも、釣り人からも、観光客からも、運動会、ピクニックに行く家族からも愛されているのです。そう! 通り掛かりの人を引き込む力もある。なぜか店の前で出入り客の数をみているとオレもオニギリ屋でも経営しようかなあと思ってしまう程に人々は吸い寄せられて入っていくのだ。そして、その理由は"愛"に行きつくのだ。なにせ感覚がフランスなのだよ。

何故か、ここのオヤジは"謎"であった。なにか様々な経験をしてきた独特の空気がある。そんな只者ではない余裕、空気を持ち合わせていた。
実はここのオヤジさんは、なんと世界の流通を牛耳る日本のショウシャマン(商社マン)伊藤忠商事にいて長い海外赴任を経験して、定年を迎え、なぜかこの地に"立ち食いソバ&オニギリ屋"を開いたのだ。 海外は海産物などの食品を扱っていたらしく、フランス領であったタヒチ、ニューカレドニア、そしてオーストラリアに合計8年滞在!様々な経験も積んだであろうがフランス語、英語、そして沼津弁と標準語を操るのだ。(時々、市役所で通訳が必要になると助っ人で出向くと言っていた。)そんな海外経験豊富なオヤジさんが考案した、オニギリはさぞや!!そう、期待に答えた品々なのだ。立ち食いソバも何だか暖かい。

店主がタヒチで何を学んだかを知るよしも無いが・・立ち食いソバひとつを取っても、駅前にある無味乾燥な店とは完全に一線を画す! 例えば"ネギを沢山入れてね!"とかリクエストは快諾! 普通ならば20円〜50円は高くなるであろう"たぬきウドン"も無料!よく考えてみれば、たぬきの具材の"てんかす"なんて天ぷら作ったときのカス意外なに物でもないし、そんなのタダでくれてやれっ!というのが当然で、ここでは器に山ほど入っていて、いくらでも入れて良いのだ。(別に"てんかす"沢山いれた、たぬきウドンなんて食べたくは無いのだが、その心意気を評価したいものだ。)写真の"かけそば"は315円(トッピングはタダ!!)
さて主人公のオニギリは、それぞれに工夫がある。梅わかめ、鳥ごま、鮭、しらす、おかか、ゆかり(126円) だし子、醤油焼き、たらこ、焼きシラス、焼き飯、ドライカレー(137円) 明太子、五目いなり、五目すし、紀州梅、嫁たかな漬け、田舎味噌(158円)と並び、セットメニューも充実! おむすび三個と唐揚げ、コロッケで505円だ。

これが愛でなくてナンなのだ。フランス圏で生きたオヤジはオニギリにも愛で接しているのだ。今日も松風軒は"ジューテーム"(英語のアイラブユー)なのだよ!!
- 松風軒(しょうふうけん) 静岡県沼津市上香貫1377−5
- 電話055−932−2493 すごいフリーダイヤルもある!0120−15−2493
- 営業時間 午前5:00〜午前14:30まで! 殆んど永遠に開いている!
- 息子が経営する長泉店もある。 055−989−1693
- 沼津市内から伊豆・修善寺方面に向かう国道414号を右に沼津市役所を見てから約1589メートル(波田に気分測)のセブンイレブンの交差点(右折すると沼津漁港)、向かえ側。角から二軒目で角には淡島ホテルのフロントがある。
|
| ●ニューヨークの醤油系補給ランチは"飲茶"に決定! |
|
ニューヨークでのランチは、相当に幅広い楽しいランチが選べる。日本のサラリーマン向けランチみたいに短時間で低価格なものとは趣向が違うが、とにかく早いメシ関係はファーストフードにでも任せておいて、あくまでもスローフード的要素が強いものが数多くの幅で選べる。 まぁ、ガタガタ言ってないで・・・・・・とにかく何が何でもアメリカ大都市で食いたいものは何故か中華の定番ランチの"飲茶"(やむちゃ)なのだ。

これは世界中、結構 何処に行っても必ず食べるモノと決まっている。そして何故か日本の中華街には存在しないのがこの手の飲茶屋なのだ。(海外の飲茶屋は巨大中華料理店のランチで、店内を熱々の点心をワゴンにのせて店内を回って提供するもの。)ロサンジェルスでサンフランシスコで、シドニーで、バンクーバーで、シンガポールで、当然に上海や香港で・・・・・少人数で、そして大人数で点心類(数十種類の餃子、焼売、小皿に盛られた蒸し物他)を食って食って食いまくるのが飲茶の定義なのだ。ニューヨークの中華街はアメリカでも最大の中華街だ。ただエリアが広いので横浜みたいに集中した中華街ではなくダラッーと広域に渡っている。タクシーで中華街を目指して適当なところで降りた。この店がベストという情報も無いし、嗅覚や勘で店に入って間違いはなかったが、今回もまたまた、聞き込み調査を行う事にした。ここで大切なのは"誰に聞くか!"で話は全然、変わってきてしまうのが"聞き込みの調査"の最重要ポイントなので覚えておきましょう!!

ということで道行く人の容姿、雰囲気をチェック!慎重にチェック! 若いねーチャン、作業員風、配達員、学生風、商人風オヤジ、家庭生活に疲れた風の主婦もパス!!パス!パス!!当然、観光客もパス! 通り過ぎる人23人目で、遠くからこちらに向かってくる、介護人に付き添われた上品なお婆さんを発見! そのお婆さんは身体こそ弱りはしているものの、眼光に力強さを持ち合わせ、目の奥には多くの人に支えられて今の自分があるのよ!という優しさを秘めて先祖、華僑に恥じない人生を私は過ごしてきた・・・という、どこか哀愁を感じさせるオバーちゃんだ! 中華街に暮らして73年、中国からの移民として入り苦労に苦労を重ねて、いまは子孫にも恵まれ老後の生活を悠々自適に楽しんでいるのだ。そう、オジーちゃんに先立たれたオバーちゃんはこうやって毎日、介護人に付き添われて中華街を散策している時間が大好きなのだ。・・・・・・というのは全て想像の粋であるが、そのお二人に丁寧に"私は日本から来ました! どこか美味しい飲茶屋さんを教えてください!"と言ったら、二人が瞬間的に打ち合わせをするでもなく"ハーモニー"と"正"にハモったのだ。ということで迷わずその店に入った!

美味しい店に共通する空気を感じながら入店して着席。(全然案内もされないので勝手に座る。200人は入る店内には店員もスゴイ数で様々な点心を載せてテーブルからテーブルの注文に応じて回っている。早々に近くに来た十数種類のワゴンから、食指の動いた5〜6品を選んでテーブルに置いてもらい"いっただきまぁーす!"海老シュウマイにニラ饅頭、餃子に春巻きに・・・牛や豚のスペアリブの薄切りを蒸し煮した料理が美味い!とにかく名前も分からないけど、美味しい点心と炒飯などを食いまくり、片っ端から食いまくり!!どれだけの量を食べたであろうか。 そして、お一人1100円でした。まったく便利で美味しい最高なランチになったなぁ。今後も海外での"醤油系体内注入願望"を満たすには、やはり"飲茶"に限ります!
- グランド ハーモニー レストラン 喜萬年大酒楼 98Mott Street, New York 10013
- 電話 212−226−6603 ファックス 212−941−4697
|
| ●リオデジャネイロで栄養補給 |
|
南米である。ブラジルである。リオデジャネイロである。イパネマだぁ!コパカパーナだぁ! 遠い道のりであった。日本を出てから、目的地のリオデジャネイロに着くまで36時間!!並みの遠さではない。南極や北極、もちろん飛行機が飛んでいない僻地(へきち)なんていくらでもあるが、今のところ職業が冒険家でも商社マンでもないので関係ないので一般人レベルではやはり遠い。休みが自由にならないサラリーマンだったら、やっと5日間の休みを取っても行ってメシでも食ったらそのまま帰ってこなければならない程に遠い。

実は成田空港から20時間程度だと思っていたから、読んでいなかった本、5〜6冊とビデオ鑑賞、昼寝・・・二度寝、三度寝・・そんなもんで20時間なんて軽く潰せる計算だった。実は日程表を良く見ていないままで出発。成田でチェックインの際に搭乗券を発券されて、この時差を発見した瞬間に"んんんん〜?なんだぁこのニューヨーク乗り換え便の11時間の時間差はぁ!? もう手遅れ。乗り継ぎ便の配慮が足りなかったなぁ。もう何時間でリオデジャネイロなんて事は考えないで生きていこうと決断。結果、到着してみたら36時間であった。何だか時差と日付のズレの関係でタカをくくっていたのだ!) 到着時には身体は完全に"車海老化"していたし、脳は思考回路も大分停止していた。とにかくナンとか到着したのだよ! この情報化社会にあって、なかなか手に入らないものもある。それがリオデジャネイロの情報なのだ。

行った事のある奴もいない。観光ガイドは売ってない! "地球の歩き方"は、とても良い本だが貧乏臭い。インターンネットもワクワクした情報ではない。頼りになったのが雑誌"pen"の2002年の南米特集だった。コレを見て衝撃を受けて、いつかここに行くのだと決めていた。そうだぁ!この本に頼ろう! 実はこの情報が本当にリオを楽しくしてくれた。 昼前に到着して同行した5人はヘロヘロ、体力には自信満々な5人だが、相当に弱っていたのだろうか、口数もすくな気味であった。penの片隅に紹介されていた"セレイロ"なる家族経営のオーガニック野菜を中心とした料理。それもビュッフェ形式で50種類もオカズが選べて、全て"ポル・キロ"なる量り売りのお会計方式!・・・なんだか正しいエネルギー補給にはもってこいの店に思えて、皆に相談もなく突入した。

決して有名ではないが、地元民から間違いなく愛されていることが伝わる店。11時開店で17時までという時間帯で営業していて、ボクらが入店したのが15時近くなのに、店は活況をせいしていた。久々に"うわぁ〜この店、間違いなく美味い!!!"と入店前に異常な興奮を覚えた。そして早々にお皿を持って食べたいモノを食べたいだけ盛り付けて、伝票かわりの番号札を渡されて、外に席を作ってもらいレッツ・イ〜〜〜ト! もの凄い勢いで食らいついた野菜料理は正に"五臓六腑"に染み渡る美味しい品々だった。そう!全ての料理の味付けに手抜かりが無い、優しい、押し付けがましくない、上品な味だったなぁ。ここのコックの前世は"野菜"であったに違いない。結局、2ラウンドして(充分すぎる量で、おそらく25種類の野菜が体内に潜入、疲れた細胞を活性化してくれたと想像が付く!)聞く所によると、今回は無かったがキンピラゴボウや豆腐なども登場するらしい。おかげで午後は気分最高に、このリオデジャネイロに期待が大いに持てたのだ。

初めて入ったブラジルのレストランはニッポンジン5人組みには、すこぶる良い印象を与えて国際交流に一役かったと言っても過言でない位の感動とエネルギーを与えてくれたのだ。
もうすでに、これだけをまた食べに36時間の旅をしてもいいという気になった。
- セレイロ CELEIRO RuaDias Ferreira199,Loja a,b,c Leblon (021)2274-7843
- 営業時間11:00から17:00 www.celeiroculinaria.com.br
|
| ●恐れ入りましたぁ!!
沖縄郷土料理"うりずん" |
|
"うりずん"とは旧暦2,3月の季節を表す沖縄の言葉。短い冬が終わり大気や大地の潤いが増して、春から夏へ微妙に季節が変化をしていく時期を言う。なんと情緒を感じる言葉であろう。沖縄は現在は日本であることは当然の事だが琉球文化という独自のもの。沖縄人はそれを大変、誇りに思い大切に伝えている。酒や食事の文化も独特で素晴らしい長寿の生活を支えた英知に満ち溢れたものである。沖縄人は心から島酒(泡盛)を愛する。沖縄にはご存知の通り食文化、芸術に関して素晴らしい伝統がある。

さて、ここの"うりずん"はお見事なまでに沖縄を感じるというかそれを伝え続けている貴重な店だ。二回目に行った時に店の音響が壊れていて淋しそうな顔をしたらお客で三味線(サンシン)を弾ける人間をよこして4〜5曲歌って盛り上げて帰っていった。お店の中の一体感は他県では絶対に味わえない。さて雰囲気もさることながら食事がとことん美味いのだ。沖縄料理で有名なのはチャンプルーであろう。ゴーヤチャンプルー、ラフテー、トウフヨウあたりまでは全国区になってきた料理。しかし沖縄はそれだけではない。まず名前すら聞いたことが無いモノが沢山ある。ドゥル天(田芋ターンムという里芋に似た沖縄独特の芋に豚肉、里芋、しいたけを混ぜて練り合わせカラリと揚げたコロッケ。) ドゥルワカシー(ドゥル天の中身。病み付きになる味) ヒラヤーチー(小麦粉をダシで溶きニラをいれて焼いたお好み焼きの薄い様なモノ) クーブイリチィ(細切りした昆布とかまぼこ、豚肉、こんにゃくを炒めてから豚ダシで煮込んだもの。) スーチキ(まだ冷蔵庫が無い時代、この塩漬けの豚を保存食として大切に食べていた。

湯がいて塩抜きをして千切りキャベツと食べる。これがポークと呼ばれる缶詰に成り代わった。) ナーベラーンブシー(ナーベラーは緑色のヘチマ、味噌で炒めるか、豆腐で煮込むとンブシーとなる。) フーチバージューシー(ヨモギを入れた炊き込みご飯) ボロボロジューシー(ジューシーのおじや) 血イリチイ(豚肉と内臓、ニンニク、ニラを炒めて新鮮な豚の血で絡めたスタミナ料理。豚で食べないのは泣き声だけと言うほどに食う沖縄ならではの伝統料理。) ミミガー刺身(豚の耳や顔の皮部分、ミミガーは耳の皮の意、千切りの野菜と三杯酢で食す。) ミヌダル(ペースト状にした黒ゴマを豚肉にまぶしこれを蒸した物。ほんのり甘いゴマの風味が効いた上品な美味さ。) チキアギ(白身魚のすり身に卵の黄身を混ぜ島ゴボウやニンジンをたっぷり入れて練り上げ、しっとりと揚げた薩摩揚げのようなモノ。) スクガラス豆腐(夏に沖縄沿岸にやってくるアイゴの稚魚がスク、これを塩漬けにするとスクガラス。これを島豆腐に載せて食べる。重要な蛋白源だった。)

ウムクジ天ぷら ウムクジプットゥルー(ウムクジは紅芋のデンプン、沖縄の保存食。練って揚げると天ぷら、ダシとニラを入れて炒めたお好み焼き風なモノがプットゥルー) ニガナの白和え(ニガナは苦菜、独特の苦さが美味しい葉野菜で胃腸に効く薬草) ヒールンファーとスーチキの炒め物(ヒールンファーはニンニクの葉) チデークニー(細長い島ニンジン)とスーチキー(塩漬け豚)を炒めたモノ。)・・・・・・・・・わかった!これ歌にでもして覚えない限り暗記は不可能に近いであろう。♪♪ドゥルワカシーにヒラヤーチー♪ンブシー、チキアギ、スクガラスゥ♪プットゥールースーチキー♪♪・・・これで"ビギン"なら一曲作れる。はっきり言って今まで沖縄の随分沢山の店で食べたが、本当に美味いと思うのはここである。他にも美味しい店はあるが・・・・・・この店はハンパじゃない。正直、これ以上は有名になって欲しくない店なのだが、沖縄人にも本土の人にも、この正しき沖縄料理をしっかり食って次の世代に受け継いで欲しいのだ。素晴らしき琉球文化に脱帽です。
- "うりずん" 沖縄県那覇市安里388−5 098−885−2178
- 営業時間 17:30〜24:00 第2、4日曜日休み
|
| ●ある意味、名古屋の象徴"世界の山ちゃん" |
|
"世界の山ちゃん"とは大きく出たとおもう!! 大きい事はいい事なのだ。居酒屋としてここまでヤル気満々だと感心する。名古屋で21年前に開店した山ちゃんはいまや全国展開している。店名の"冠"の世界の"世界の山ちゃん"はハッタリでもなく世界を目指しているのだ。

名古屋なんて小さな世界での成功なんて眼中に無い世界制覇こそが山ちゃんの目指すところなのだ。この店のメニューを見ると名古屋が見えてくる。これぞ名古屋特有の居酒屋代表的メニューといえば、やっぱり"手羽先"でしょ!! 元祖の店は○○であるが、今では元祖、本家の名前に甘んじたせいか、あまり美味いとは思えないしお奨めは出来ない。少なくとも山ちゃんが圧勝している。山ちゃんは研究をしているのだ。手羽先に味付けをして揚げたものなのだがとても味わい深く美味い。少し味が濃い目だが、酒のおつまみには丁度よろしい。 また海老フライ(海老フリャーが名古屋方面では正しい名称)は感心するが、一本(一匹?)づつ開いて揚げてある。(アジの開きみたいに背で開かれている) これは"名古屋的見え張りハリボテ文化"の表れであろうか!!表面積がデカイ事が名古屋では大切なのだ。また、もつ煮込みなどの料理も充実、焼き物も相当に美味しいぞ!!

さてこの店、帰ってから冷静に考えて何が美味しかったのだろうと考え直すと・・・・・・・特に無い。しかし平均点の高い料理、そして最後の支払い時に心底湧き上がる満足感はコストパフォーマンスの高さなのだろうか。ハッキリ言って安い。完全に合計計算を間違えているとしか思えない値段だった。外食産業でこれほど大切な基準値は無い。支払い代金に対して高いと感じるか、安いと感じるか、これで後味が決まるのだ。 そりゃ消費者として当然だろう!!『高くて美味いは当たり前。安くて美味いが王道!』 名古屋人(こんなくくりは正しいのであろうか。)は明らかにコストパフォーマンスを追及する名古屋人は本当にある意味で外食残業の激戦区なのだ。

名古屋中心地の栄(さかえ)を歩くと、正直、東京の都市に較べて人通りはそんなに多いとは感じない。人口密度が明らかに低いのに大都会。周りには高層ビルが立ち並ぶ。要するに外食人口は少なく、無駄な不味いものを食うなら家に帰って飲み食いするのだろうか。従ってお店のコスト意識は抜群に高くなるのだろう。21世紀は名古屋人に学ばなくてはいけない事が沢山あると痛感した。
- "世界の山ちゃん"
- なんとこの山ちゃんは日本全国に点在している。札幌に4店、東京、川崎で9店、本拠地の名古屋地区には20軒位ある。 ビックリ!!
- http://www.yamachan.co.jp
|
| ●沖縄の新しくて古い"前田食堂"
|
|
マニアな世界はどこにでもあると思う。それを本道からはずれた邪道というか、外道というかは自由。ただ保守的な料理が多い中でひとつのスタイルを完全に確立している点を考えると、この前田食堂は素晴らしい存在な店なのだ。

ソーキソバはご存知、沖縄を代表する麺。というか沖縄には、これしかない! 沖縄では蕎麦屋もウドン屋も殆んど無い。とはいえこの前田食堂は街からも相当に離れているし、麺マニアの間では有名みたいだが決して観光客が通う店とは縁遠い。しかし完全に地元民および麺マニアからは崇拝されている。相変わらずだが店にはオーラなどは無い。あるものは知らないものは寄せ付けない"まるで普通"な店構えなのだ。普通も普通もいいところで営業中も休業中に見えてしまうほどの静けさである。ということでこんな店に入ることが出来るのは地元民案内人ウエーチィー(本名は上地)の情報があってのことである。上地の頭脳はボクの頭脳でボクの情報はみんなの情報!! ということで案内してもらい入店。早々に発注をしたのは"肉そば"だった。

驚くことに沖縄の店なのに味が濃いと聞いている。この店の客層は労働者階級が多いのだろうか。聞く話では胡椒味が強いという事なので胡椒控えめでオーダーしたら大正解に美味しかった。胡椒の辛さが、なんだかいい感じだったよ。食うほどに濃いテイストを感じ泣けてくる。牛肉の油を大量のモヤシが受け止めているって感じ。沖縄は暑いせいか、あまり濃い味付けのものが存在しないから余計にこの濃さが泣けてくるのかなぁ。きっと薄味に慣れた沖縄人ウチナンチューがこんなものを食ったら血管が切れて脳卒中にでもなるんじゃないかと思うほど濃い。(ちょっと大袈裟かもしれない・・・まぁオーバートークは世の常でしょ。)そしてその迫力の盛り付けといったら控えめな"ソーキソバ"なんて地味で仕方が無い。ドッドーーンとのった野菜は圧巻。その山盛りの野菜をかき分けて、やっと麺に到達する。そこの横穴にハシを突っ込み麺を引き出し食うのだよ!!

この炭鉱堀の掘削作業に似たような仕事は快感だ。唐辛子的な辛さとかとは違う、胡椒的な辛さというのも魅惑的なんだなぁ。何故か新しくて、何故か古い刺激的な味が病み付き感を覚えるのです。毎度考える事だが、ネーミングと言うモノをもっと重視してもらいたい。具材で言うならば"コショウ・もやしソバ"が正しいが、この名前でも食欲や販売促進には繋がらない・・・・きっと一度食べたらまた行きたくなる・・・・・難点はとにかく激しく遠いのだ。食いたい!!遠い!!食いたい!!遠い!!・・・・・どうする!行ってみるか!!
- 前田食堂 沖縄県大宜味村津派985 0980−44−2025
- 牛肉ソバ 600円 てびちソバ600円 ソーキソバ600円 他にも色々あり。
- 営業時間 10:00〜18:00 休日不定
|
| ●スイスでムール貝の百変化!(ひゃくへんげ!)
レマン湖畔のレストラン |
|
スイスの料理に失望していた。いや正確には失望は失礼なので取り消すが、あえてわざわざ、食べたくは無かった。それは"チーズフォデュ"の事である。今から15年前に初めてスイスを訪れたときに、一生でこれが最後だと思い二日連続で食べて、満喫。その時、あと数十年は食べなくても良いと思える位に単調な食べ物に感じた。2006年、再びスイスを訪れた。数えてみたら6回目のスイス。初めて来た時にマッターホルンを見ながら、もう人生でコレが最後だろう・…位の思いがあった。しかし考えたら6回。決して少なくはない。そして今回スイスでの数日間に何を食おうか当然に考えた。そして、ある友人からチーズフォンデュの発祥の歴史話を聞きた。"その昔、スイス人が貧しかった頃、硬くなってしまったチーズとパンを使って何か食べ物は出来ないかということで白ワインを入いれて煮て柔らかくしてパンを付けて食べるという手法が編み出されたとの事。ウゥ〜泣けてくる開拓者時代に話だ。それではオレは次回か数年後に来て、余程食うものが無かったら食べる事にしよう。・・・・・今回の注目は"ムール貝"だ。

"黒いダイヤモンド"とまで称されるムール貝だが、決して珍しくも無い。間違ってもスイスのレマン湖などでは収穫は不可能であろうムール貝を様々な味で食べられるという。少しリスクを感じたが、山崎ヨッちゃんは数日前に食べて美味しかったとの事。そこまで聞けば臆病になることは無い。しかし僕の好きなハマグリやアサリだって、それだけ食べようと思ったら"酒またはワイン蒸し""トマト煮混み"程度しか思いつかないしパスタや鍋物に入れたら"ダシ"としては威力を発揮するが、あまり主人公には成りえないよなぁ。それをその店は10種類位の味付けで食べるという。@ノーマルなニンニク・オリーブ Aクリームニンニク Bバジル・セロリ Cカレー風味 Dトマトパセリ F他は順列組み合わせ・・・・・ということで色々と準備されているが基本は理解できる範囲であろう。しいていえばカレー味がチャレンジだなぁ。ということで、友人10人でローザンヌの湖畔のムール貝専門店に直撃をした。

そして基本5種類を二個イーチで注文。約5リットル程度の鍋に8文目まで入った味つきムール貝がドンドンと運ばれる。参加者各々様々な意見はあれど、どれも好評だ。長い一列の席順だったので波田がリーダーシップを発揮してリズムとともに"♪タイムトゥ〜チェンジ♪"と呼びかけて数分ごとに目の前にあるムール貝に入った鍋は右回りに回ったのだ。常に自分の前には新しい味付けの貝が回ってくる。"♪タイムトゥ〜チェンジ♪"どんどんと回る。心なしか波田の気に入ったものは、波田の前に長めに止まっていると他の参加者からクレームが入ったが、そんな感情論を持ち出されて文句を言われても・・・・事実だと思う。クリーム系、そして意外にカレー系、やはりノーマルなニンニク&オリーブオイル、いやいやトマト系も相当な相性だなぁ。ここのムール貝は以前フランスの地中海沿岸(ニース、カンヌ〜)で食べたモノより貝の身が小さめだ。だから余計に食べられたと思う。そして試合開始から43分程度で全てのムール貝が食い尽くされた。戦いは終わった。 ムール貝に始まりムール貝に終わったレマン湖の夕べはチーズフォンデュには無い、色々な満足を得れたのだ。いつか美味しいフォンディユをご存知のアナタ、ご馳走してくださいな。
- ローザンヌのレマン湖ほとりのムール貝専門店 店名(ショップカード)紛失で名前がわからなくなった!
- 本当に行きたい人は調べますから連絡下さい。 BEAU-RIVAGE PALACE(ビューリバージュパレス)から徒歩4分
|
| ●沖縄のキングタコス
革命的ディフォルメで新たな道を行く |
|
人は"キンタコ"と呼ぶ。金武(きん)は地名、キングは店名。どちらでもかまわないが沖縄は金武にある"パーラー千里"は正真正銘のタコライス発祥の店である。そう!元祖である。本家である。(同店は沖縄に"キングタコス"という名称で6店舗構えている。)

大体、タコスはメキシコ生まれだ。トルティーヤ、ブリートス、ドリートス、ナチョス、タコスとメキシコ料理数あれど(なんだかチープなものばかりしか名前が思い出さない・・・・)そのタコスが革命的にディフォルメされたのが沖縄産の"タコライス"なのだ。そもそもタコスはトウモロコシの粉を溶いて薄く焼いた皮(トルティーヤ)に牛ひき肉やチーズ、レタス、トマトをはさんだ物がタコスなのだが、タコライスはそのトルティーヤを白いゴハンに変えたものだ。ゴハンに具材を乗せて好みによりトマトベースの辛いソースをかけて食す。混ぜないでスプーンで縦にすくい食べるのが王道とされている。この店は1984年に開店してアメリカ軍キャンプ・ハンセンのゲートのまん前に簡易フードの焼きそばやフライドライスを提供する店だった。そして店主が何か新しいメニューを開発したいと試行錯誤してタコスをヒントに考えられたのがタコライスの始まりで、当初はゴハンに牛挽肉を載せたものをタコライスとして400円(4ドル)で発売。チーズをトッピングすると100円増し、野菜(レタス、トマト)で100円増しとした。これはアメリカ兵は野菜嫌いが多いので最初から乗せると嫌がると経験上考えた結果らしい。かくしてウワサは口コミでアッという間に広がり大繁盛。金武にタコスありと観光客まで訪れる有名店となった。なんと沖縄の吉野家(牛丼チェーン)にも沖縄限定商品としてタコライスがあるのだ。そしてこのブームは沖縄弁当業界にまで波及して、市内の公設市場の弁当屋での売り上げ1位は当然のタコライス弁当。インスタントやレトルトまで多数販売されている。そこまで影響を及ぼしたタコライス。まずは敬意を表して食べてみようではないか!!

本当に美味いです。これぞB級グルメの醍醐味です。この創造力を模倣して新らしいアイテムを考えてみましょ! バーガーライス(メシの上にレタス、トマト、ピクルス、そしてハンバーガー)、 春巻きライス(ゴハンの上に春巻きの中身をピリ辛にアレンジして春巻きの皮を細かく刻んで・・・) ピザライス(ごはんの上にトマトソースとトマト、他のピザの具材をかけてチーズをのせて焼く!)なんてどうかなぁ。そんな事を考えていたら料理は無限なのだと思えてきた。今日も新たな食べ物を考えてみよう・・・・・
- キングタコス 金武本店 金武町金武4323-1 電話無し 営業時間11:30〜17:00
- ソース・皮・ミートは、KING TACOSオリジナルで金武にある工場でつくられて運ばれてきます。 おいしさは、門外不出の企業秘密!
KING TACOSは、全部で7店舗。ここ金武が本店です。
- ターコス(4コ) ¥500 ($5.00) ターコライス ¥400 ($4.00) ターコライス(S) ¥250 ターコライスチーズ ¥500
ターコライスチーズ野菜 ¥600 ターコチキンライス ¥500 チキンバラバラ ¥500 タコバーガー ¥250 オレンジジュース Big:¥250/S:¥100
コーラ Big:¥250/S:¥100 ルートビア Big:¥250/S:¥100 キングタコス(元祖タコライス、タコス、ジャンボチーズバーガー)
- 電話5132(それしか書いてないんだけど・・・・・)
|
| ●炉はた焼きの元祖"ろばた" 釧路
|
|
炉ばた焼きの発祥の地が北海道の釧路であると知った。街を歩くとやたらに"炉ばた焼き"の看板が目に付くのだ。いったい"炉ばた焼き"なる料理は何であろうか。メニューを見てじっくり考えよう。すると気が付くことは他店や居酒屋、小料理屋と比較して圧倒的に料理物(調理したもの)が少なく、一言で言えば"焼いただけ・・"と判断できるものが多数をしめる。しかしそれは"焼きの道"に特化し、焼きのプロに徹するという意味なのだ。焼くという作業、行為は恐らく人類最古の料理法であろう。釧路でも有名な、元祖たる名店、その名も"炉ばた"を尋ねた。

炉ばた店特有の薄暗さが電気代を目標数値月々2万円に抑えるというエコロジー感覚に感心。そしてど真ん中に焼き場がドォーンと鎮座、そこには間違いなくその店で最も重要な役割と感じる。その焼き場を中心に店がレイアウトされているのだ。そしてその焼き場に君臨するのは、その店の長である。この店の店主であろう"店を守って70年"みたいなバア様は老眼鏡の奥から厳しい目で炭の燃え具合、炭の量をチェックして丹精込めた焼き加減で、ひとつひとつの焼き物を仕上げているのだ。その店主、ドン、クイーンは会社で言えば代表取締役社長、外資系企業ならば最高経営責任者CEО、AM業界ならばクラウンアンバサダーであろうか、ものすごいオーラを発し、炭の熱以外にオーラ熱も加わり焼かれているのではという程に出てきた焼き物は完全かつ無比であった。

好物のホッケなど焼きすぎず、生すぎず、油分が飛ぶ事も無く軽いコゲが美味しい程度の素晴らしい仕上がり。当然に魚は新鮮で、かつ正しい干し方で作られたオーラ度数の際立って高い食材であった。焼き場の周りにかまえる女将達も女王蜂に使える蜜蜂のごとく動き回り注文を聞き、焼き場のバア様に食材を届けている。何故であろうか、こんな店にはサラリーマン、どちらかというとユナイテッドアローズとかクラシコイタリアなんていうスーツよりアオヤマとかコナカなんていうブランドがお似合いに思えるのは失礼なことであろうか。(充分に失礼だと思った・・・)さてビンの札幌・黒ラベルで"まぁどーもどーも"なんて言いながらビールを注ぎあい"お疲れさまぁ〜〜!"なんて言葉で乾杯でしょ。

まぁ、なにせ発祥の地の店名が"ろばた"なんだからスゴイ。 アナタの知っている店で寿司屋"すし"、フランス料理"フランス" カレー屋"カレー"なんてある!? この店みて真似した人が後を絶たないのは想像出来ました。 今夜はしっとりと"ろばた焼き・ろばた"で人生でも語りましょう。
- 炉ばた焼き"炉ばた" 北海道釧路市栄町3−1 0154−22−6636
- 営業時間 夏期 17:00〜24:00(4月下旬〜11月上旬) 冬期 17:00〜23:00(11月上旬〜4月下旬)
- 定休日 毎週日曜日 (ゴールデンウイーク、8月は無休。)
|
| ●一食6800カロリーの実力。
アメリカン・デブチンは大満足の本物のアメリカ |
|
日本にはベースと呼ばれるアメリカ軍の基地がある。三沢、座間、横田、横須賀、佐世保、沖縄・・・・その周辺は一昔前には完全なアメリカ文化のドップリ地域であった。そこから始まった文化は数知れず。ファッションも食文化もその影響を受けているものは当然に多い。皆さんの知るところの"アメカジ"(アメリウカンカジュアル)の原型はこの地域の文化から発生しているのだ。沖縄には数多くの米軍関係の施設があるが、その殆んどは日本人の入れる世界ではない。(ちなみに沖縄米軍は当然の治外法権地区なのだが住所は正式にはキャリフォルニアになっているのだ。)沖縄でも現在知りうる米軍管轄内の入れる店は何件もないがこの一軒は大変貴重だ。(イラク戦争以後一層その入場は厳しい。)

沖縄の米軍隊員向けのゴルフコースがあり、そこは完全なるアメリカ。そしてその横にあるゴルフクラブのクラブハウス併設の食堂がどうも日本人に解放というか、入っても大丈夫なのだ。という情報を聞きつけ乱入。駐車場のポールから看板、電灯の色までもが完全にアメリカの色をしていてワクワクする。ドアのハンドルから看板、便器、じゅうたんに壁紙までも完全なるアメリカだ。(軍の施設は材料から部材、そして設計図にいたるまで本国で調達しているので当然、アメリカっぽいではなくアメリカになるのだ。)さてこのレストラン、メニューを見てビックリ!プライスはドル表示されている。メニューはハンバーガー、ホッドドック、ピザから始まりアメリカンなデブチンが満足するアイテムは全て網羅。

21時までしか受け付けないチキン丸々一羽は絶品だったなぁ。絶対に日本のレストランでは出てこない濃厚な味付けだった。椅子や調度品も当然にアメリカ製品。注文したモノ(ちなみに注文は日本語で大丈夫!日本語メニューもある。そしてウェイトレスさんは日本人、時給650円だって・・・そんなの関係ないねぇ。)昔はデニーズがこんな空気だったけれど、ここは今でも、いつリーゼントの若者がフォードのホッドロッドにした改造車でGジャンか革ジャンはおってリバイス501はいてドアーを蹴り飛ばしながら入ってきてポニーテールのイカシたオネーちゃんとジュークボックス前でジルバを踊りだしたって全然不自然ではないと思えるほどにドップリとアメリカのロードサイドレストランなのだ。だから味ウンヌンなんてさておいて、観光気分全開で出かけましょう。

敗戦国の日本はアメリカに占領されていたんだという事を痛切に感じます。(支払ってまたビックリ!!激安デス!!入り口に日本円をドルに換金してくれる窓口あり。)
- AWASE MEADOWS RESTAURANT. (アワセメドウズレストラン) 098−892−5111
- アメリカ海兵隊基地キャンプSD 沖縄県沖縄市のショッピングセンター"プラザハウス"裏手
- ※ 閉店がウワサされているので早めにいってみましょ!!
- 営業時間 月〜金 AM6:00〜PM10:30
- 土、日 AM6:00〜PM2:00
- ラウンジ 日曜日AM11:00〜PM10:00/月〜木 PM2:30〜PM10:00/金 PM2:30〜PM11:00/
土 AM11:00〜PM11:00/土曜 PM6:00〜PM9:00(テンプラ)・・・興味あるなぁ!!
|
| ●ここは天国かぁ。丘の上の喫茶店。
"花人?(かじんほう)"で本日は晴天なり!。 |
|
沖縄は何時も快晴!! というイメージがあるが実は案外、曇っているのだ。実際、日照時間は全国で5番目(平成12年度統計)に少ないのだ。これは1〜2月の日照時間が極端に少ないのが原因している。夏場に限れば当然、1日に8時間も太陽が降り注ぐのだが。さて2月のある日、天気予報では雨だったが実際には雨に降られることも無くラッキーな曇り空だった。沖縄はこんな天気も何故か似合う様な気がする。今日のツアーガイド・ウエーチィは沖縄を知りつくしたウチナンチュー(沖縄人)である。遅いランチを食いにこのピザ屋"かじんぼう(花人逢)"を訪れた。

ウエーチィは秘密のスポットを知りすぎている。知りすぎたオトコの未来は・・・・・波田から拷問を受けて吐くのみだ!! おれはそんな知りすぎたウエーチィを許さない。だから色々教えて欲しい!! もっと快楽を! そんな快楽系小規模店舗が山の様にこの島にはあるのだ。沖縄は深い。イタリアのナポリで発明されたピッツアはシルクロードや遣唐使の手を借りないでいつのまにか日本にも上陸していた。(たぶん飛行機で来た。六本木のニコラスか横田のベースあたりだろうか。)そして沖縄の名護の山の頂上にまで届いて進化していたのだなぁ・・・。(感無量)
ここからの景色は本当に素晴らしい。そして出てくる食べモノ、飲み物がオーラでイッパイなのだ。まず注文のピザはお約束。(ナポリのピッツアはだんだんと名称は変化して神奈川県座間市あたりでピザと二文字に変化した。)次にサラダ類も美味い。ジュース類もなんだか美味い。飲んだことの無い味のフルーツだ。

そうこの店の優しい店員さん、厨房をくぐり抜けると全ての食材は抜群に美味しくなるのである。綺麗な空気、空の青さにふれて美味しいモノ食べたら皆、いい顔になってきますよ。しかし訪れるたびに思うのだが、この場所のこんな店を作ったのは勇気以外のナニモノでもない。だって国道から山を登る事、随分な距離にあるし道も極端に細い。ひとつ看板を見落としたり、曲がるところ間違えたら到達は不可能。そのまま未知の山の中へという程に僻地(へきち)に思う。しかし最近ではこの界隈にはひっそりとしたタタズマイの喫茶店やレストランが出来ている。気持ちの良さに場所なんて関係ないしヒトは癒しを求めているのだ。出来る事ならば教えてたくない・・・・・・しかし最近は大体のガイドブックに出ているからね。是非素敵な時間を過ごしてください。

この景色を見てから注文したら普段の1,58倍位、食欲がわくことは避けられないでしょう。ゆったりとした場所でゆったりとした料理をゆったりとした仲間と食おうと思ったらウエチィが騒がしくて仕方が無かった。
- "花人?(かじんほう)" 沖縄県 本部町宇山里1153−2 0980−47−5537
- 営業時間 12:〇〇〜19:00 火曜、水曜日休み。
- 本部役場を小学校と中学校の間を入り最初を左折。そこからは案内板あり。
|
| ●たまには胃腸で火を噴こう!!
四川料理で・・・・・・ |
|
台湾での食事はラクチンだ。さて今夜は何を食おう!? その際にイタリアンだぁ和食だぁと選択の余地は無い。全て中華料理だ。しかしその中にも広東、四川、広州、北京、潮州・・・そして台湾と様々に分かれている。ということで刺激を求めて昼間から四川料理を食いに出かけた。

テーマは"烈火"である。"刺激、情熱、パッション、炎、(グループの中には数人の"辛いものダメ組み"がいたがシカトした。)店の前に着いた瞬間、身体から炎を感じた。メニューを見てみると、素人が見ても恐れをなす真っ赤な唐辛子マーク1,2、そして3とある。唐辛子3なんてどんな辛さなのだろうか。想像するだけで燃えたぎる。そしてどんどん注文をした。出てくる!出てくる!真っ赤な料理のオンパレード!!どれもこれも真っ赤っかだ。マッカッカッカッカッカッカ・・・・・食えば食うほどに火を噴出する勢いだ。毛穴はどんどん開きまくり噴出す汗!!体内からデトックス効果(本当かナァ・・・)で出てくる汗は体重120キロの汗かき兄ちゃんがサウナに飛び込んだ状態だ。 なんだか胃腸もオシリも熱くなってきた気がする。体温上昇を確認できてきたぞ!!(最初に言っておくがボクは辛いものは嫌いなのだ。これは好奇心というか怖いもの見たさ、辛いもの食べたさなのだ。)さて今回食べた坦々麺を始め、真っ赤な料理は実に美味かった。

単に辛いだけではない奥深いものを感じられた。辛さは時として人をヤル気にさせるし、怒りにも通じると思う。いや怒ったら負けだから、笑いながら汗をかいて鼻水拭きながら耐えよう。この辛さに耐えるとその向こうには快楽が待っている。しかし先日、スパイスの専門家から話を聞く機会があったのだが、中国料理4000年の歴史とか言っているが、この類の辛い料理の歴史は100年にも満たないらしい。というのは世界中で唐辛子を食っていたのは100年前の南米の地域のみ。そこから唐辛子はなんとたった100年で世界を制したそうだ。ということは100年以上前にはイタリアンのパスタのペペロロンチーノもアマトリチャーノも存在しなかったしマーボー豆腐も四川坦々麺も存在しなかったのかぁ!? 韓国料理だってあの真っ赤な辛さはこの100年の事なのだ。当時、あったとしても唐辛子の辛さでは無い、山椒などの辛さだったようだ。ということで新たな辛さを知った素敵なランチタイムでした。

念のため正直に告白するけど午後はお腹がピーピー、オシリは本当に痛かった。でもそんなに身体を張って食べても後悔はまるで無かったのでした。 あなたもたまには命がけで食事に挑んでみませんか!! 平凡な日常から逃避が出来ますょ! うぅ〜〜〜辛っ!!
- 四川呉抄手(スーツァンウーチャウソウ)
- 住所:忠孝東路四段250號‐3(板南線國父記念館駅から徒歩8分)
- (02)2772-1707 営業時間:11時〜14時30分 17時30分〜21時15分 休み:なし
- この店は中国・四川省の成都で創業。1951年に台湾に移って開業した老舗。本場の味を台湾人向けにややマイルドにアレンジしているが、じんわりと来る辛味はさすがの奥深さと観光ガイドブックには書いてありました。
|
| ●石垣島の名品"いしラー"で今日も悦楽へ! |
|
日本人は省略語が好きだ。もちろん外国にも、それなりにはあるだろうが、省略形(abbreviation)とは違う。外国の省略形といったって知れている。PC
(Personal Computer)P.T.A (Parents Teacher Association,)とかロサンジェルス(Los
Angeles)をL,A(エルエー)・・・・・・要は頭文字を取った程度の事。日本の省略形はすごい。キムタク(木村拓也) 経団連(日本経済団体連合会)、映倫(映画倫理協会) ドリカム(ドリームカムトゥルー) ハナキン(華の金曜日、今では死語) アメフト(アメリカンフットボール)、 スタバ(スターバックコーヒー) 環八(カンパチ・環状八号線) ドリガー(ドリンクガード) ルスデン(留守番電話)、ゲーセン(ゲームセンター)、ヤンジャン(ヤング・ジャンプ)、デパチカ(デパートの地下食品街)、 社宅(社員住宅)、アキバ(秋葉原)最近ではチデジ(地上波デジタル通信)・・・・・・・・・こんな短縮形ならばいくらでもある。今回ご紹介の"いしラー"の正式名称は"石垣島ラー油" である。

このラー油はラー油界の異端児、センセーショナル、レボリューション、革命的、革新的な製品なのだ。この有名な石ラーの考案者はペンギン食堂とある。ペンギン・・・・普通は動物(いや鳥類かなぁ)を想像するが、このペンギン食堂は辺銀(ぺんぎん)さんという石垣島に住む中国人の方なのだ。カメラマンであったペンギンさんは日本人の奥様と結婚。そして石垣島に観光で訪れて気に入って定住。彼の奥さんが沖縄の素材から"香港の特級シェフから習った"というラー油の製法を思い立ち、改良が加えられ油、ゴマ、山椒以外は全て石垣島産の食材を使用して作られたのだ。(島唐辛子、唐辛子、春ウコン、秋ウコン、ピパーチ、石垣の塩、ニンニク、白ゴマ、黒豆、山椒、黒糖、植物油が原料)そしてラー油は只、混ぜれば良いというわけではなく、大切なのは温度、水分、そして食材を入れる順番で食材により温度を変えるなど結構、手間がかかるそうだ。仕込みにかかる時間は約10時間、一度に出来るのはせいぜい400個なので一ヶ月当たりに出来る量も限られてくる。ということで今では"幻のラー油"と呼ばれているほどの一品なのだ。ちなみにボクが今までプレゼントした人は全員ハードリピーターとなり家に数本は必ず在庫を持っているという状況だ。(先日、何故かブルータスの特集で"ラー油&ゆず胡椒"があり、著名人のお気に入り投票でダントツ一位で"石ラー"が選ばれていた。当然の結果と思えた。)ということで入手してみてください。注文は必ず数本を余分にね! 注文しても一ヶ月は来ないから、その間に禁断症状が出たら困るでしょ! 食べ方は色々で、とにかく何にでもかけたら美味い! ラーメンに餃子に、春雨に、焼きソバに、うどん、鍋物、刺身やクリームチーズという説もある。とにかく片っ端からかけたくなる妙な美味さに完全にノックアウトされますよ。
(ボトルの形状だけはちょっと不満で、いつも液ダレしてるんだぁ。でも美味さを考えると差し引きされて許せます。)
- ペンギン食堂 自然食材倶楽部 沖縄県石垣市大川199−1 0980−88−7030
- http://www.ishigaki-pengin.com/ 小売価格 755円(石垣島島内価格) 788円(島外価格)
- 今、じっくりホームぺージを見たら、東京にも随分と小売店で買える店があるのだと知った。また文句言っていた容器も、何かに移し変えて使えと指示がある。奥深いのだよ。
(業務用も発見!!!!)
|
| ●豆腐に始まり豆腐に終わる。
豆腐屋が経営する食堂の名前はそのまま"豆腐食堂" |
|
沖縄豆腐は食品の中で最も女性の胸部(ハッキリ言えばオッパイ)に近い食べ物である。全く解らない幕開けの今回は沖縄豆腐料理専門店という沖縄以外ではまず出会わないであろう店である。沖縄の豆腐はナイチ(沖縄県人は沖縄県以外の場所を内地と呼び、その人々をナイチャーと呼ぶ)の物とは違う。ナイチ・モノの豆腐は通常、冷たい水の中で涼しげな表情で客待ちをする。(またはパックに入り涼しげな顔をしている。)

沖縄では出来たての熱々のものが水にさらされないで売られているのだ。ほんのりと温かい固めな豆腐はとっても艶っぽい!すこし弾力があって暖かい・・・それはやはりオッパイにほど近い食品である。"島豆腐"と呼ばれる沖縄の豆腐はなんと一丁が1キロになる。ボクは1キロの重さを"SA8"で覚えたが沖縄人は豆腐で覚えるのだ。 ダイエットで三キロ減量というと豆腐3丁の重さをイメージするのだろうか。沖縄人はFカップの女性のオッパイといえば豆腐一丁の量と連想的判断をする。(断じてデマである。) そしてナイチの豆腐と較べると軽自動車と11トンダンプ位に迫力が違う。それはより強く押し固められているのが特徴で、料理で炒めても簡単には崩れないのだ。製法も独特で生の大豆をすりつぶし豆汁(呉)を搾り、豆乳とおからに分けて、生のままの豆乳を釜で煮る。これは中国の豆腐製法と同じで、沖縄では地釜豆腐と呼ばれる。また苦汁(にがり)を加えて固まりかけた豆腐"ゆし豆腐"も抜群に美味い。汁の中でプルプルと揺れるほどに柔らかいのだ。あっさりと塩味で店によってカツオだしが加えられ淡白ななかにも上品な味で食欲の無いとき(そんな時はオレには無いが・・・二日酔いには明らかに良い)には優しく胃腸に落ち着くのだ。

さて、この店の、そのままのネーミングがわかりやすい。 "豆腐屋食堂"は那覇の中心地の空港側に位置する。毎朝、店の隣接した工場(工場に隣接した店かなぁ)で根性のバッチリと入った島豆腐を作り、それを出すのが、この店だ。豆腐チャンプルーや味噌煮、揚げ出し豆腐、コロッケ、おから・・・・とにかく豆腐の"オールスター夢の競演"状態なのだ。沖縄に何回も来て、様々なモノを常習的に食べていると沖縄の食べモノが恋しくなる。ナイチの様な決して濃厚な料理は無いが、明らかなる"クセになる味"のオンパレードだ。健康的にも味覚的にも経済的にも性欲的(?)にも満たされる素晴らしい定食屋なのだ。

沖縄には各地に豆腐工場併設の食堂を見かける。ボヨ〜ン、ボヨ〜ンを体験、味見してみましょ!
- 豆腐屋食堂 那覇市山下町1−24 098−857−3839
- 営業時間 11:00〜22:00 盆と正月のみお休み。
- ゆし豆腐定食650円、小鍋に入ったゆし豆腐に日替わりのオカズとゴハン、漬物の定食。 "豆腐とかつぶしのニライタメ"600円 崩れにくい豆腐と豆腐の風味に自信合ってこそ出来る料理。醤油味が豆腐に絡んで香ばしく美味い。コロッケもオカラも美味い!
|
| ●創業34年!沖縄のステーキの名店
"身も心もニンニクだ!!!" |
|
ステーキを食いましょう。ステーキを食いに行くときはウキウキとドキドキが連立政権となる。ドキドキウキウキドキドキウキウキ〜〜〜〜いったいいくらするんだろう!!? 今日のオレのお小遣いで払えるかナァ・・・オレの少年時代の感覚ならばステーキ、ビフテキ、イコール高級、ハイソサエティー、ブルジョア、セレブ・・・・という代表選手の食事がステーキである。蟹だぁ、海老だぁ、しゃぶしゃぶダァなんて眼中に無く"上等"に位置していた崇高なる世界、気軽に食べるものではなくキッチリとお洒落でもして食べに行くモノだった。(我が家ではそんな食事はなかったが・・・)

さて今回、紹介のステーキ屋"あさひ屋"は庶民の為のステーキ屋だ。とにかくこの超×100くらいのヘンピな場所でよく営業していると思うが、そんなの大きなお世話でお客はひっきりなしに入って来る。店の外観は味とサービスとは何の関係もないが思いっきり派手なピンクは強烈だ。店に入りコの字型の鉄板焼き屋的テーブルに座って注文すると殆んど選択の余地もなくランチのステーキとなった。焼き師(コックというより黒いコック服は仕事師風、店主の徳田正樹氏)に質問をすると肉はオージービーフ(オーストラリア産牛肉の最上品だそうだ。)

そして、その肉を一枚ずつ丁寧にピンセットでスジを抜いていくのだそうだ。(このスジを残すのと取るのでは全然別物になるそうだ。)この手間がハンパないらしい。波田の料理の師匠であるアニマルヒロコは言っていた。"安い素材には手を入れろ。すると高級以上の素材となる・・・"まさにそれは正しい表現であろう。バターとニンニクを使い丁寧に焼いていく。最初は殆んど生なレアーで食し、その後は客の好みの焼き具合(5段階)にて焼いてくれる。サイコロ状になったステーキは実に美味い。

この店のもう一つの感動は生ビールの美味さである。沖縄では当然に地元のオリオンビールが正しいのだが、なんといっても名護市に本社工場があるために近所のお店は、出来たばかりの美味しい生ビールが飲めるのだ。この生ビールとステーキのコンビネーションにはノックアウト!! ステーキの後の鉄板に残った肉汁などを絡めたモヤシも美味い!!ジュルジュル・シュワシュワ〜〜な世界だ。あ〜〜幸せだぁ!と実感する平和の店です。

外に出た瞬間に沖縄の青い空と生暖かい風がアナタのお口のニンニク臭とビールのアルコール臭で夢のハーモニーを奏でるのだ。
- ステーキハウス 朝日レストラン 沖縄県名護市字為又1219−215
- 0980−52−4251 営業時間 12:00〜21:00 (国道58号線、名護市街を越えて白銀橋交差点を県道84号からローソンを入る。北部看護学校近く。)
- 《Aコース》(大)肉200グラム、スープ、サラダ、ガーリックトーストまたはライス付き 2520円 《Bコース》(小)肉150グラム、同様に全て付き! 1995円、生ビール525円 刺身(肉)1470円
|
| ●麻薬的レロレロ・・・サムラート・カレーハウス。
|
|
これは完全に麻薬である。いや正確には麻薬に近い常用性を持ち合わせた食べ物である。世の中に欧風カレーとよばれるトロトロ系カレー、札幌発のスープカレー、学生食堂ででてくるようなドロドロカレーなど様々なカレーがある。そうカレーは"擬音化"されて表現されるのだ。トロトロ、ドロドロ、サラサラ・・・・・今回のカレーはひょっとしてレロレロなのかなぁ・・しかしカレー味というのは人を魅了する何かがある。

以前にロンドンでやはり麻薬的なカレー(インド料理店)に行った。そうだ!シンガポールでも正に麻薬的なカレーを食った。軽い幻覚症状と表現するのかなぁ。あくまでも波田の憶測であるがインド料理には他国の知られていない危ない(いや失礼)スパイスが存在する。(と思う)これは有名な話だがキチンと国が認めるある添加物が、やはり認められている添加物を合わせると、とても危ない発がん物質に変化して人体に悪い影響を与えるなどという複合汚染の事例はいくらでもある。(例えばレタスにかけられている農薬とハムの中の添加物は、そのまま、なんと発がん性物となる。これは常識な話。当然それぞれの農薬、添加物は法律で認められている。)

例としては的確ではないがなにか不思議なスパイスと別のスパイスを混ぜ合わせて幻覚症状なんて考えられないのかナァ。それくらい一度食べると病み付きになるのがサムラートの魅力を超えて魔力なのだ、まぁややっこしい話はこの際やめて、レロレロが魅力のサムラートを食おう。この店はカウンターだけのファーストフードなのだが、そこは世の中のカレー屋とは一線を画すのだ。大体、カレー屋には必須なのが"インド人"である。何故かカレー屋でインド人を見ると安心するが、ここでも当然にホッとする。韓国料理店では韓国人が、中華料理店では中国人が・・・キリが無いけど大切だ。(昔、メキシコで日本料理店に入ったら全員日本人に似たメキシコ人でビックリした。日本人になりきって"いらっしぇ〜〜"とか叫んでいたが・・・・店員の誰も日本に行った事はないし、本当の日本食は見た事も食べた事もないと正直に言っていた。大体、本物の日本人が店に入ってきたら面食らっていた。日本料理店店員が日本人を殆んど見た事が無いと言う事実・・・従って出てきた料理は不思議そのものだったなぁ。名前は"テンプラ"とか日本の料理名だったが。)

なんだかその経験がトラウマになっているのか、異国人の顔は安心する。そしてこの店はキッチリとファーストフードと位置付けている。自動販売機で食券を買って注文するシステムなので店員が日本語を話せなくても一向に構わない! 料理が出てくるスピードはファーストで調理の時間はスロー!この店の"志"は大変に高いのだ。タンドリーチキンも中々だ。(タンドリーチキンで赤くてバサバサした鶏肉と思っていたら間違いだった。ここはジューシー&スパイシーだ。)とにかく便利で美味しいサムラートで是非、レロレロ体験をして欲しい。色々考えるのが面倒臭くなるから人生もラクチンになるよ!!
- サムラートカレーハウス 渋谷区宇田川町36−4 豊田ビル1階 03−3462−8284
- 東急ハンズ渋谷店下側の出口正面。西武デパートA館、B館の間をAM本社に向かい右にハンズでその正面。
|
| ●"ひもの販売"新商法を発見!!ありえない気前の良さが成功の秘訣!
|
|
伊勢神宮にお参りに出かけた。朝から神聖な気分だ。伊勢神宮は天照大神を奉る天皇家祖先という神聖な場所でオーラ感はハンパの無い場所だ。(まさに神道界のミシガン州エイダに相当する。) 神宮内の巨木(神宮杉)は樹齢800年を超える大きさで参拝客を圧倒する。 午前中に"外宮"(げぐう)という外側の神様を回ったあたりから"煩悩"が頭を駆け回った。・・・・・腹が減ったのだ。"邪念"は醜い・・・・・・内宮に向かう途中でハマグリ焼きの醤油の焦げたニオイにやられてパクリ! そして、いざ気持ちも心も落ち着いて、参拝に向かった。こげた醤油のニオイは明らかにオレの心を静寂化させる。内宮はドドォーンと感じるものがあった。この素晴らしき波動は来てみなければわからない。そしていざ"おかげ茶屋"に向かう。いわゆる参道の"おかげ茶屋"というとても雰囲気のヨロしい観光名所だ。

三重県人は努力をしない県民性と言われる。それは昔から伊勢神宮があり、そこには生涯一度は訪れたいと考える日本国民は昔からいつも大挙押し寄せていたからだ。従ってたいした努力をしなくても人は集まる、ということは自然と他県に比較して商売もラクチンだった為にそのように悪態を付かれるに至った。 今ではそんな風潮はなくなり、努力をしいられ、商売にも熱心で、この参道界隈は本当に良く考えて作られている街だ。さて今回、その参道に並ぶ店のなかでひときわ沢山の人が集まるビックリ仰天の店を見た。それは干物屋さんだった。確かに伊勢の位置する紀伊半島は魚影が濃く、様々な魚も入荷するし日本海側からの流通網も整い美味しい魚が手に入る。そして、その"ひもの"を販売する店なのだが・・・・・ひもの屋自体は珍しくもないし、その店の周りにも数軒あったのに何故かこの店だけに人だかりが出来て飛ぶように売れているのだ。その秘密は・・・・・"ダイナマイト試食商法"と銘打とう。(新しきビジネスモデルとして波田が命名する。)人だかりのオジチャン、オバちゃん、そしてオレはタダで振舞われまくる試食の焼いた魚を食いまくっているのだ。その量はハンパなし。さすがに"アジの開き"は四等分にしているが、それでもデカイ。一般のお味見程度の試食なんてのとはワケが違う。秋刀魚は二分の一匹、メザシはそのまま一匹、ハタハタも一匹、キスも丸々だ。そして一人で何匹食っても文句を言うどころか店員さんはガンガン焼いてススめまくっている。完全に試食を超えてお食事になっている。完全にここだけで満腹になるのは簡単な事だ。

いつかホームレスになったらこの地に住んで毎日お世話になりたいと思わせる天下一品な気前の良さだ。オレなんかアジ6切れ(丸1,5匹)、秋刀魚2匹、キス3匹、背黒イワシ(三センチ程度)30匹、ハタハタ3匹そして小海老を催促して約お玉一杯を制覇! さすがにもうお腹一杯だから要りません!!・・とはヒトとして言えない。結局、メザシ1箱、ハタハタ1箱、小海老1箱を購入。しめて3千円(相当にサイズと量から考えて安い!)となった。やはりこの気前の良さの勝利なのだ。さて人の心理状態を解析してみよう。おしなべてこんな感じであろう。『おっ干物屋があるなぁ。伊勢だから美味いのかナァ』→『おっ試食できるぞぉ!えぇぇ、これ全部食ってもいいのかなぁ!』→『あれっ!いやな顔するどころかドンドン勧めてくる。そしてこの量だぁ。』→『うわぁ好物のハタハタもあるじゃない。じゃあ、食べてしまおう!美味い!!もう一匹だぁ。この際旅の恥じはかき捨てって言うし、どんどんいっちゃえ!』→『うわぁだんだんお腹いっぱいになってきた。意識もモウロウとしてきたぞぉ!』→『しかしこの店員さん、いやな顔一つしないで気前がいいナァ。』→『いやぁ、さすがにこのまま帰れないナァ。持って帰るのもダルいしなぁ。おっ宅急便サービスも!値段も恐ろしく安いじゃないの!!』→『どうせだから買うカァ!この店、気前良いからどんどん買っておくかぁ!!』→『旅のお土産もこれにしておくかぁ!』→『買ったんだから、もう遠慮なくもう一匹何か食うかナァ。(遠慮してたんだぁ・・)うわぁ海老も出てきたぁ!太っパラだなぁ!!』→『うぅぅぅもう食えない・・・満足、満足!!これ以上食ったら好きな魚も嫌いになっちまうょ!・・』(これは波田啓次郎の心と頭の変化の状態です。一般人の遠慮、配慮、人の目、ダイエット感などはまるで考慮に入っていませんので悪しからず。)でした。

結局、誰が得して損したかはわかりませんが・・・・すこぶる楽しい時間の買い物になったのでした。 あなたの店も試食でもバンバン豪快にしてみたらいかがですか!!(是非、連絡ください。タダグイしに出かけます!!)
- 干物塾・伊勢店 三重県伊勢市宇治今在家町35( 伊勢内宮おはらい町通り)
- 電話 0596−20−6628 ファックス 0596−20−7020
- うるめいわし、まいわし、うたせえび、きす、まあじ、さんま、ほんかます、かれい、はたはた が得意品目。(通販はお店に電話するのが安いらしい。)
|
| ●オレって意気地なし!? チキン野郎!?・・・・・・・
中国・北京でオレは試された。 |
|
春の北京を訪れた。北京といえば中華料理。そんな陳腐な話ではない。中国人は四足のものは椅子以外には何でも食うという。ならば机は? なんて、くだらない事は言わない。そこまで何でも食う事の食に対しての執念を表現した、あくまでも"比喩"だと思っていたが、まざまざと今回の食材を見たら椅子もひょっとして食うのかと思える。四本足どころではなかった。

なにを不気味に感じるかは人それぞれ、というか国民性、一個人、家族とかによって違うのかナァ。昔イタリア人の前で"生卵ご飯"を食ったらブッとんでいた。イタリア人には生卵を食う習慣など全く無く日本人を信じられないという顔で見ていたが、日本の少年は全員"生卵ご飯"が好きだ。さて北京の食事情に戻る。北京には北京ダックを代表として北京料理の洗練された美味しい料理が沢山ある。さて、今回紹介する食材は、決して日常とは思えないが、あくまで一般人の手の届く場所で売られている。その道の専門店でもなければ怪しげな店でもない。北京の繁華街の大通りの露天である。それが決して珍しい光景でもなく、一般の人が買ってムシャムシャ(一部はパリパリと)食っているのである。そこで売られていたのは・・・・・・・・イナゴ、セミ、タツノオトシゴ、マムシどうみてもムカデ、なにかの幼虫、小さめな蛇、イモムシ、ムツゴロウみたいな虫、そうだどうみてもゴキ(たぶん)・・・・・・・・・・もう耐えられない。そんな屋台が東京で言うと新宿の靖国通りか銀座4丁目あたりの一等地のど真ん中で何軒も出ているのだよ。となりは見世物小屋でも目黒寄生虫会館(これ相当にマニアックな博物館)でもないのだ。

さてこの露天の店先に可愛らしく並ぶのが今回の主人公。一見、串刺しになっていると美しくてピンとは来なかったが間違いない。つくづく見なくてもそれらが尋常な食材ではないことは理解出来た。この通りの全ての店舗がこんな店という事ではなく、隣はモツ焼きとかも販売していたからノーマルな人々(いや、また差別的表現になってしまった。)も沢山いるのだ。しかし中国人はコレが日常なのか。今回は美味しい話題ではないのには恐縮するが(いや、美味しいのかもしれないが・・・・複雑だ。なにせ臆病になっている。)世界の食文化を知りたい波田としては見てみぬフリは出来ない衝撃であった。さてこの店での調理法は"焼く"のみである。味付けも塩だけであろう。塩焼きというのはモノの素材の美味さを知る上では最も解かり易い味付け方だ。見ているとタレとか濃い目の調味料は使っていない。要は買って食べている人は、その食材の持つ食感、味を楽しんでいるのだと憶測が着く。この際、波田はハッキリ自分を"意気地なし""根性なし""チキン(英語で臆病者)"と認めよう。俺もアフリカではシマウマやガゼル、ダチョウ、インパラ、オーストリッチなど様々な獣を食った。長野ではイナゴも食ったし、沖縄ではナカミ汁(ヤギの内臓の汁)、またフロリダではワニも食った。どこかで蛇も食べたナァ・・・しかし、今回はダメだった。

申し訳ない・・・・・・・・・・10億の中国人全員がこんな食材を食っているとは思えないが、中国経済の牽引力はこの食に対する貪欲な姿勢なのだろう。世の中は広いのだ・・・今回、そんな食品(えぇ〜食品なのかなぁ。)を食えなかった事に後悔は無い。テレビのバラエティー番組の芸人に、このような食材を食う事は任せて、オレは普通の美味いものでも沢山、食うとしよう。オレって普通なんだぁ。そしてオレは日本が好きだ。好きだ〜〜〜〜!!
|
| ●"人生色々・・・"そんな日もある。
望めば叶うのが人生か! 餃子と白ワインの深夜の密会! |
|
小泉首相曰く"人生色々"・・・"波田曰く食生活も色々"である。アナタにも突然に何かが食いたくなる衝動は無いだろうか。俺はある晩に無性に餃子が食いたくなった。時間で言うと深夜12時を回っていた。そんな事はダイエットなんて考えない奴ならば全然普通の事で、ラーメン屋でも餃子専門店にでも行けばよい。しかし一緒に飲みたいものがビールでもない、老酒でもない・・・・やっかいなことにワインだった。ワインなんていくらでもどこでもあるだろうに、この面倒な性格、欲求は美味しい白ワイン(冷えたシャルドネ、樽香が少し残るような・・・ドシィーンとしたボディーの・・)と共に美味しい餃子が同時に食いたい・・・・・という厄介さであった。しかし何度も言うが時間は深夜である。美味しいワインは家のワインセラーには少しはあるがこの時間から美味しい餃子入手は難しい。"困ったときの大塚健司"とまで考えたが、いくらなんでも夜中の12時過ぎに冷凍餃子なり餃子の材料を買って行ってケンちゃん宅に乱入したら・・・・嫌われる。これは間違いないから、そんなことは考えるのは止めておこう。自分で作る能力もないし料理の本を見て作るのも時間が違う。ということで外食にしよう。この際、この夢は叶えられる術もないので明日に持ち越し・・・・友人と街に向かって走っていたら深夜に怪しい看板がぁ・・・・何故か飛び込んだ看板には"餃子・坦々麺"とある。

この際、餃子×ビールで妥協! ワインよ!サラバ!! と思いクルマを停車。そして怪しげな店を観察しようとしたら店前に転がるはワインの空瓶の山!!それもなかなかなワインが転がっている。(店側の意向はディスプレイなのかなぁ)この意味不明な店は何なのだ。ひょっとしてと思い店内に入ると、この店は"美味しいワインと餃子、坦々麺の専門店"だったのだ。この組み合わせに、そして深夜の出会えるとは本当に驚いた。どう考えたって、ありえない組み合わせだよ!!!強運だぁ。じゃなくて単なる偶然かぁ。かのリッチ・デボス氏は"望めば叶う!"と言ったが正にこのことであろうかぁ。(餃子との出会いの為の名言とは思えないが・・・)とにかく出会えたのだ。そして早々に発注!!食いたいものは決まっていたから座って2秒で注文出来た。どんどん出てきた焼き餃子、水餃子は当然に抜群に美味しかった。皮のパリッと感は抜群。水餃子もタレが美味い。そしてワインも豊富な在庫で好みのそのままを伝えたらドンピシャが登場。おつまみ数品も大満足だ。途中のハシ休め的なモヤシや炒め物も美味いんですよ。

最後に坦々麺で閉めたが大満足の夜食でした。食いたい時に食いたいものが食える幸せを満喫したなぁ・・・。冗談みたいな偶然の出会いだったが、今夜は満塁ホームランという日だった。
- "ならさん" ワインと満州風餃子、麺の店。
- 世田谷区上馬2−22−2 セントヒルズ三軒茶屋1階
- 環状七号線と国道246の上馬交差点を渋谷に向かい127メートル左側。赤い怪しいネオンひょうたんが目印。ビビらず入ろう!
- 電話 03−3412−8448 営業時間 19:00〜26:00 定休日は不定休なので電話していくのが正解。
|
| ●キッチン・ボンの歴史は恵比寿の歴史。 |
|
店名に名前を何と付けようが勝手である。料理を出す店には値段的区別をする為に冠(かんむり)的に店の大まかな区別を付けるために呼称が付く。レストラン、ビストロ、定食屋、居酒屋、割烹、小料理屋と色々ある。しかしこの店は"キッチン"という呼称を選んだ。出している食事の内容なら充分にレストランでも良かっただろうに。さてキッチンとは、いったいナンなんであろうか。外国にもあるのだろうか? そのまま直訳で"台所"だぞ。しかし出てくる食事は超が付く高級な味である。ということで久々に乱入! オレも20年ぶりのキッチン・ボンなのだ。まず、久しぶりに店に行ってみて、この20年の間にバブル景気が通過したことを痛感。

昔はオンボロな昭和初期の木造建築だったと記憶したが近所も含めてキラキラな店に変わっていた。(たぶんキラキラになって10数年は経過している。)しかしキッチン・ボンの雰囲気はいたって控えめなままだった。開店時間は12時05分とある。サラリーマンが12時の時報とともに食事に向かう。そして目的の店に向かったら既に開店していて満席・・・・とほほ。これを避けるために考案されたのが12時05分なのだ。(波田の推測)この5分で開店にこぎつけ平和に平等に入店。落伍者無し、落ちコボレ無しを目指した結果と見た。事実、今回は早めに到着をして10分位、店の前で待っていたが12時3分45秒位までは僕たちしかいない。そして12時4分を過ぎてその1分の間になんと12人に客がやってきて見事に定刻12時05分に開店して平和に全員入店したのだった。一件落着!!(しかし先日またまた久々に行ってみたら営業時間が普通の12時00分に変更されていた。いったい何があったのだろう・・・・) さて食事はいたってトラディッショナルな洋食だ。

20年前に頑固親父だった店主は相変わらずでそのまま20年経過していた。そのサブを横で勤めている息子さんもそのまま20年経過していたのがおかしかった。20年間の歳月の間、この親子はこの店を守ってきたんだなあと再会を喜び合おうと思ったら店主はボクのことなんか全く覚えちゃいなかった。メニューに従って、お昼のお得感いっぱいなランチを発注。そうしたら常連風の俳優・三国連太郎氏の弟と推測されるジェントルマン(波田の推測)がメニューにはないカキフライを注文。そうこれは裏メニューに違いない。ということでオレも常連ぶってカキフライを注文したらコレが驚異的に美味しかったのだ。(値段も格別だった。8ヶで2600円これも次回行った時にはメニューに出ていた。)

ここの名物はボルシチ。酸味とニンニクの強さの下には野菜と肉の旨みが広がる。これも相当に美味い! しかし値段が相当にぶっ飛びなものがあるが、恐ろしくてランチでの注文は避けた。とにかく何処の店とも似ていない世の中の流れには迎合なんかしないキッチン・ボンに賛辞を送りたい。
- キッチン・ボン 渋谷区恵比寿西1−3−11 オクタゴンビル1階
- 03−3461−8538 12:00〜13:30LO 18:00〜20:30LO 水曜日、第3木曜日定休 ボルシチ1400円
|
| ●なめんじゃない!!トンカツは"哲学"だぁ。
上野の"平兵衛" |
|
トンカツはトンカツにしてトンカツにはあらず。トンカツは美味いだけではいけないのだと知った。"地球環境保護と飢餓救済のために""トンカツ屋、テンプラ屋における公害と犯罪"なる小冊子を配る店がある。そして世の中にあるトンカツ屋は全てが罪悪である、存在が許されないという過激発言を聞いた。

さて、その店は一般のトンカツ屋とは明らかに雰囲気が異なる。一般のトンカツ屋にある活気はまるで無い。店員は店主一人。いつでも一人・・・お店に入るとシィ〜〜〜〜〜ンとしている。トンカツを注文してもジュワァ〜〜とかキャベツの千切りを作るトントントンなんて音も無い。カウンターを見回しても美味しいトンカツ屋にあるソースの壺も見当たらないし、その代わりにブルドック・トンカツソースなんかが置いてある。店主に言わせればソースが美味しいなんて肉が美味しくないからソースにコダワルのだとの解説・・・・ナァルほどと納得したようなしないような。とにかく注文してみる。店内を見回すとコアガリ(畳のスペース)には読みかけの哲学書(ニーチェやサルトル・・・)が置いてある。いったいナンなんだぁ!? そして十数分後に出てきたトンカツを見て驚いた。見た目には円筒形の卵焼き・・豚の卵揚げ・・・おおよそトンカツとは思えない作品だ。

そして市販品のブルドックソースをかけてみて食う。他店のコロモのサクッとかいう感じは全く無い。しかし、これは確かにコロモである。パン粉のサックリ感が無いのだナァ。(でもまた聞いたら"君たちはコロモを食いに来たのかぁ!?"とか言われそうだ。)確かに肉の味は違う。美味しいぞ。明らかに違うのは明確だ。付け合せのキャベツも全然トンカツ屋らしいフワッとした細切りキャベツではなくて、ひょっとして俺でも切れるかナァというザックリ感だ。しかし店主に言わせればきっとキャベツが細いだぁ、フワッだなんてトンカツが不味いから誤魔化しなのだと一喝されるような気がしたので無言。結局、美味いの、不味いのは賛否両論だと思うがオレは好きだ。俺は好きだよ。それは名店"とんき"とは違うモノとして双方相容れない食物と考えよう。これは別次元の美味さだと思った。あなたも人生に迷い何か指針を見出したい時にニーチェやサルトルのエネルギーや知恵がこもったトンカツでも食してじっくりと哲学してみようじゃないですか。

《以下、この店の小冊子からの引用です。》 地球環境保護と飢餓救済のために。(とんかつ屋、天ぷら屋における公害と犯罪)より抜粋。
《注目すべきは水分、脂質、エネルギーであります。当店製は水分でほぼ倍近く脂質、エネルギーでほぼ半分です。生肉と比較すれば当店製がいかに素材の要素を損なっていないかおわかりでしょう。もちろん他店で"とんかつ"と称しているものが異常なものなのです。なお本表は当店が他店と全く異なった次元の存在であることを証明するためのものです。他店のトンカツは一人前250グラム程あり一食分としては決して低カロリーでも低脂肪でもありません。べつに当店がダイエットに良いとは申しませんが。また当店、他店の脂質から生肉の脂質を引きますと揚げ油をどれだけ吸収しているかがわかります。他店では素材成分を大きく損なうため実際30%以上になりましょう。当店は計算上5%程度ですがその後は更に技術革新が進み2%台になっています。》・・・・・・最後の締めくくりが凄い。《当店の最大の悩みはライバルがいないという事です。・・・・・》とにかくこの小冊子、一度読んだらブッたまげますよ! ここの店主は・・・天才、宇宙人、とにかく異次元の人なのだ。
|
|
水分
|
脂質
|
エネルギー
|
|
当店
|
55.0
|
18.6
|
269/100g
|
|
他店
|
34.0
|
35.8
|
440/100g
|
- とんかつ "平兵衛" 東京都台東区上野6−7−13 03−3831−3873
- 上野駅の駅前の丸井の数本、裏側の路地。駅から3分。
|
| ●今日は六本木のワカバで家族愛にふれよう。 |
|
"わかば"は六本木の名店である。六本木通りからワカバまでの100メートルの左右のビルにひしめく店のなかで10年以上続く店はいったい何軒あるのだろうか。そして六本木の中心地はここからヒルズに移り、なんとなく静かになった趣があるが、やはり風格はヒルズにはかなわない夜の世界を感じる地域である。

とにかく入れ替わりの激しいこの世界で数十年、そして親子代々続く店がある。そしてここのお客も親子代々続いているかのごとく幅広い客層だ。さて、この店は父親を筆頭に男兄弟4人との家族で店を切り盛り。完全純血主義を取り入れている。(狭い厨房にこれだけ親族が入ったら他人なんて入るスキはないし居心地は悪い。)従って社内恋愛、オフィスラブも無ければ出会いも無い。そんなもんいいじゃないかぁ。(私生活でもそれぞれ独立した家族達が仲良くほとんど近所で暮らしているらしい。)とにかくこの店の居心地の良さは、その家族愛からくるものだろうか、とにかく素晴らしいのだ。

まずメニューを見て感動。独自の名称が食欲をそそるし好奇心を沸き立たせるぞ。料理はとにかく幅広い。何料理なんて一言では語れない、だからと言って、無国籍料理なんてチープなものでは決して無い、それぞれが個性的な料理だ。ロシア(ピロシキ)から腸詰め(台湾料理)スペアリブ(アメリカン)そして基本和食に創作系と、どんどんと続く。それもワイン、焼酎、ビール、日本酒と何でも相性的には抜群な料理ばかりだ。

メニューの独特の名前が発注意欲を相当に掻き立てる!! 労作(腸詰め 880円) 傑作(和風ピロシキ 500円) 力作(スペアリブワイン煮 2000円) 秀作(揚げ出し豆腐 800円) 快作(かにつめ 1200円) 独走(鰺酢 2000円) 石火(烏賊バジルソース 2000円) 名作(五色納豆 1375円) その他、豪快、豪儀、特等、特急、特選、特策、絶倫(?)絶品、上等、極製、銘製、手製・・・・・・・と続く。座るならカウンターを勧める。狭い厨房の中で兄弟が持ち場の仕事を全うしながら連携している姿は美しい。そして兄弟愛を感じながら料理を説明してもらい注文しましょう。一度行っただけでは、とても語りきれない深い店です。
- わかば 六本木 港区六本木3−9−3 第二六本木ビレッジビルB1階 電話03−3405−9175
- 六本木交差点を飯倉(東京タワー方面)に向かいすごの一本目を左折。右手に瀬里奈。かの有名なスクエアビル(昔は地下から最上階まで全部がディスコだった。)を左に見て、突き当たる手前左側のビルの地下。(途中目印の店があるが、しょっちゅう入れ替わるので店名は書けない。)
- 値段は安くはないが高くは無い・・・・・とでも言っておこう。明朗会計です。
|
| ●カフェ文化発祥の地。駒沢の"バウワリーキッチン" |
|
世はカフェブームである。世の中のカフェ出店志願者は全員、この店を見て何かしらのヒントをもらっているといっても過言ではない。まるでコピーなんて店もいくらでもある。カフェと喫茶店の正しい違いは表にまとめて解説したいところだが、その微妙な違いが面白い。とにかく、今のカフェ文化爆発のキッカケとなったバウワリーは"百聞は一見にしかず、新聞は一軒に一部"のコトワザが物語る様に、まずは行って見るべき、そして体験してみる空間だ。

この店のテーマは"東京の食堂"。だいたい夜の12時なんてまだまだ序の口で2時、3時まで普通に盛りあがっている(クラブじゃないから盛りあがっちゃいない。)というか楽しい空間になっている。冷静に見て店が超カッコイイとか特徴のあるインテリアとは思えない。人が人を呼んでいるのだ。まさに東京の文化がここにある。面白い事に、お客の住み分けが出来ているのか、実にオシャレな連中が集まって、そこの場所に相応しくない客(誰が相応しくないとは言えないが・・・ネクタイ男、ボディコン水系スーツの女、水商売系、金ブレスジャラジャラ、ヤンキー風はまず発見不可能。)なのがスゴイと思う。

キッチリと類は類を呼んでいるのである。そして犬連れ可能というのが、相当に近所の社交的人々の間で喜ばれているのだ。(多分、犬連れオッケーを当たり前にしたのがこの店だろう。) 時々、熊か馬かと間違える程の巨大犬も"犬オッケー"のルールの元でお行儀良く入店している。(しかし夜に軽くワイン飲んでいたら後ろで"獣(けもの)"の気配を感じたので見たら巨大なモップのバケモノみたいなアフガンハウンドが立っていた時はさすがに驚いた。なんだか共存感があったねぇ。)

ここの店は気取りなんてゲスなものは全く存在しない。またメシが美味いし値段も安い。これがやはり"命"である。深夜にヘビーにメシを食う人、すこしビールで喉を潤わせてツマミを少々、スイーツと紅茶、またはワインを寝酒程度に・・・みたいな事が普通に出来るのだ。全てのスチュエーションに完全対応。そして深夜料金とかテーブルチャージなんて無し! 本当に気軽で落着く空間です。

昼下がりにポットでコーヒー注文して読書とか"波田啓次郎の勝手でしょ"を書くのがお気に入りです。
- バウワリーキッチン 東京都世田谷区駒沢5−18−7 03−3704−9880
- 営業時間は朝9:00から翌朝4:00 そして休みは無し!!
- 国道246の駒沢大学交差点を公園方面に入り公園入り口をこして569メートルの左側。駒沢通りの深沢不動交差点から公園方面に向かい325メートルの右側。
- 食事はなんでもリーズナブルで美味しい。ブロック野菜、コールスロー、オムライスが好きだナァ。メニューみて片っ端から食いまくって下さい!
|
| ●全国平均を突っ走る!
静岡県沼津市の"カレーハウス ジブ" |
|
人はカレーを食いたくなる。それも突然に神の啓示のごとく食べたくなる。それは定期的にやってくる! そしてなんの予告も予兆も無しに。その日は日曜日の昼前だった。昨晩の焼酎が少々残り気分的にはヨロシイが肝臓、胃腸的にはバッドな状況。完全ダルイ午前中を過ごしなんとなく空腹がぁ。頭の中で高性能グルメナビゲーションシステムがフル回転する。検索キーワードは"二日酔い撲滅""栄養補給"そして"満腹"だ。系統としては和系ではなく"エスニック、その他"で脳の検索ボタンを押すと・・・沼津の"カレージブ"とヒット。

という事で乱入。しかしなんといいましょうか。ここの暖簾をくぐるとカレーモードとは程遠く、日本蕎麦かぁ、料亭かぁ、気の効いた和食屋としか思えない庭園のある民家なのである。この穏やかな空気が食欲増進し疲れた胃腸の疲労感にトドメを刺すのだ。インド人もこんな店でカレーが出されているのを見たら感動するだろう。だってアナタがインドに行ったら小型タジマハールみたいに屋根がメレンゲみたいになったモスク風建物が寿司屋だったりしたら驚かない? ディズニーのシンデレラ城が蕎麦屋だったり・・・・またまた想像が飛躍化している・・・・。ということで早々にカレーをオーダーした。オプションのレパートリーは幅広く想像する限りのモノを考えトッピングに加えているに違いない。(小海老、大海老、海の幸、いか、フィッシュ、キノコ、烈辛レンダン、ハンバーグ、牛ホホ、ヒレカツ、ロースかつ、ビーフカツ)揚げ物専門店の領域にまで進出しているメニュー構成なのだ。そして出てきたぁ〜〜という迫力にヒトは引く。でも引いてはいけない。だってアナタが注文したものなのだ。ということで早々に食ってみよう。複雑なスパイスの美味さと分かりやすい家庭のカレーの"いいとこ取り"という感じのカレーだ。子供も大人もインド人も二日酔い弱者にもバッチリ! これなら札幌スープカレーが進出してきても、ココ壱番の量産型が流行っても完全に住み分けがなされていて充分にやっていけるゾ。というかこの店に行くと感じる事。トッピング、カレー、ゴハン全てが美味しいが、ブッタまげる個性は感じない。特徴がないのである。"総合的に美味しい"というのが正しい評価なのだ。

静岡県民というのは世間ではマーケティングにはうってつけの県民と言われている。ここでモノが売れれば確実に全国何処にもっていっても売れるということで新製品、出版物などの試験的販売は静岡と決まっているのだ。それほどまでに全てが平均的な県。県民所得は全国平均、一人当たりの預金高も全国平均、選挙の得票率、支持政党の割合、自治省、各省庁の予算、小売業の年間販売額、好みの色はグレー、ベージュなどの中間色・・・などなど、どこをとっても平均的な場所柄なのだ。これは温暖な気候、大雪や台風に見舞われたことも無く、人は解放的でノンビリ。そして地理的に東西の文化が行き来する中間点にあるので両方の文化を明るく素直に取り入れた結果、全てが全国平均になったのだ。ということでここ"カレージブ"は抜群な平均的美味さなのだ。
- カレーハウス ジブ(JIB)足高店 静岡県沼津市足高478−2 電話 055−921−2919
- 東名高速沼津インター出て50メートルを右折(変則な道、右手のバスロータリーを見なが、すぐの突き当たりを右に上ると東名高速を越してまっすぐ1,78キロ上った左側の民家。
- 営業時間 平日11:30〜15:00 17:00〜2130 土日 11:30〜21:00 月曜日定休
- 小海老、大海老、海の幸、いか、フィッシュ、キノコ、烈辛レンダン、ハンバーグ、牛ホホ、ヒレカツ、ロースかつ、ビーフカツ、水割り、ワイン、焼酎、ビール、ショットバーボン、日本酒、1500円から1800円 ボリュームはすごい。
|